ヒヨコスタイル

ピチとかネオＧＳとか

駅前ＣＤショップが閉店することになり、新譜以外のほぼ全ての商品が30〜50％オフになっている。
最初気がついたときはなんかすごいアドレナリンの上昇を感じ、無意味にドキドキ（笑）したのですが、 冷静に考えたら幾ら安くなったって使えるお金は増えたわけではない。
きりがないのであきらめた。

・・といいながらついフラっと一回だけ見に行き、フト思い出したコレだけ購入。
THE BAND OF 20TH CENTURY:Sony Music Years 1986-1990
（PIZZICATO FIVE)

春頃でた盤ですが、個人的にいろいろと大変だったため買いそびれていたものが今やっと手中に！
しかも3150円→2205円。
中古じゃないからちゃんと印税にも貢献できる（ここ重要）。
というわけで半年近くも古い話を今更。

ピチカートのＳｏｎｙ時代というと、とぼしい情報をもとめては　雑誌とかラジオとか毎日チェックするのが異常に忙しかった、という感じが。
情報源ってほんとになかった。
あまりに苦労だったもので、テッチーの切抜きとかＦＭライヴのカセットとかは今だに捨てられない。
（ＦＭの・・といえば、今回のＤｉｓｃ２にそのときの曲が一曲入ってる。
ＭＤには落としてるけど、テープが死なないうちにＣＤ−Ｒにも録っておきたい）

Ｄｉｓｃ２はライヴ音源を繋いだものだが、ソニーに音源が残ってなかったということで
もとになってるのはカセットテープだそうだ。
でもつなぎの切れ方とか音の荒れはあまり気になんない。
それより、これを販売してくれるなんて逆にありがとうというか。
うーん、こういうのを今になって聴いてしまうとあまりに興味深くて、オリジナルラヴのライヴテープとか消せねーよ、と思いますね（笑）。
田島くんがヒッピーヒッピー・シェイクスの曲を歌ってるのはおもしろいな。
ＨＨＳ（勝手に略すな）、詳しいところを探してみたんだけど、あまり決定的なサイトが見つからなかったので　かわりに幾つか目に付いた面白そうな記事を張っておく。
（おもに自分用）

ネオＧＳ特集
hirutan page/佐々木＆田島ピチに詳しいページ
bounce/小西康陽

ところで上読んでて思いだしたが、ストライクスもよかった。
どっかにテープが・・あったはずだが。（多分そこのクローゼットのなか）


付記：
ずっとＤｉｓｃ２ばっかり聴きながら上を書いてたんだけど、ベスト盤本編のDisc１をその後改めてかけた。

”惑星”における田島くんのヴォーカルの瑞々しさはやっぱり素晴らしい。
ほかに比較できる対象がないぐらいすごい。
いろいろと物議をかもしたかもしれないが、それでもなおベリッシマは名盤だと思う。

そーでもなきゃ、こんな昔のＣＤ聴き返していまだに驚いたりするもんか。
ホントにまあ、こんな声あるかよっていう。
天賦の才をして天才という、って感じですねぇ。

いまはあまり彼のいい聴き手であるとはいえないわたしですが。
（なんでだろうな・・）


ベリッシマ→月面軟着陸→女性上位時代あたりの流れには
執念というか怨念というか凄みのようなものがチラチラと隠れていて、それが随所に緊張感を生んでた気がする。

けどそれが懐かしいなんて、その後がちゃんとあるから言える話だ。
（一生貧乏な人は若いときの貧乏を思い出して懐かしんだりしない）

きちんと大きくなってきちんと解散したピチカートって立派だ。
ひととして見習いたい・・（→どうやって？）

Posted by wata at September 17, 2004 02:32 PM

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